みなさんこんにちは。今回のブログは双子妊娠の特徴と準備について、基本となる情報をまとめてみました。多胎プレファミリー向けのエアバギーツインズトークイベントでも毎回お伝えしている内容ですが、初めて妊娠される方にとっては知らないことが多いかと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。




双子妊娠の経過の特徴を知ろう


双子妊娠は、一人の赤ちゃんを妊娠する場合と異なり、妊娠初期から後期まで身体の変化が大きくなりやすい傾向があります。特に妊娠初期ではホルモンバランスの変化によるつわりや倦怠感が強く出ることが多く、個人差はありますが「動きが制限される」と感じやすい時期といえます。


妊娠中期に入るとつわりは落ち着いてくるものの、お腹は双子を育てている分、かなり早い段階で目立つようになります。妊娠28週目ごろには一人の赤ちゃんを妊娠している場合の臨月くらいの大きさになることも珍しくありません。


また、双子妊娠では妊娠合併症のリスクが高まるため、動ける時期の目安も一人妊娠より短くなる傾向があります。このため、無理をせず、主治医のアドバイスに従って自分の体調に合ったペースを心がけることが大切です。



妊娠中期から後期にかけての体の変化


妊娠中期から後期にかけては、お腹が急速に大きくなるため、身体への負担も大きくなります。お腹が張りやすくなる、足のむくみや腰痛が強まる、胃が圧迫されて食欲が減少するといった不調が表れます。また、胎盤や羊水を含めると体重が一気に増え日常の動作にも制限が出てきます。家事や買い物など重いものを持ったり体に負担の多い動作はできるだけ控えましょう。


双子妊娠は約 5割が早産、そのうちの約7割は2500g未満の低出生体重児として誕生するという報告があります。切迫早産のリスクを避けるため、医師の指示で早めに管理入院となるケースも少なくありません。このため、双子妊娠では妊娠後期に入る前に、入院準備を整えたり、家族やパートナーと役割分担を確認したり、早めの準備を心がけましょう。


 


妊娠中にやっておきたいこと5つのこと


①ベビー用品(特にベビーカー・チャイルドシートなどの大型製品)のリサーチと購入検討


②いつ入院となっても大丈夫なように入院準備をする


③入院中に残された家族がスムーズに生活できるよう話し合う


④退院後の新生児との生活をシュミレーションしながら部屋の準備をする


⑤産後に備えて行政サポートや民間のサービスを調べ、手続きをしておく


入院準備は早めに整えておこう



双子妊娠では切迫早産や管理入院が必要になるケースも多いため、いざというとき慌てないように、妊娠30週頃までには一通りの準備を済ませることが理想的です。また、大型の育児用品であるベビーカー、チャイルドシート、抱っこひもは出産後すぐに使うことが多いので、早めにリサーチし、できるだけお店で実物を見て試着や試乗をしてから購入することをおすすめします。


特にチャイルドシートは退院するときに赤ちゃんを車に乗せる場合、必ず必要になります。



エアバギー直営店では、二人乗り用ベビーカー「ココダブル」やオリジナル抱っこひも「COMFO(コンフォ)」の他にチャイルドシートの品揃えにも力を入れています。


ヨーロッパでトップシェアを誇るチャイルドシートの2大ブランド「MAXI-COSI(マキシコシ)」と「BRITAX ROMER(ブリタックスレーマー)」の全ラインナップを取り揃えており、双子ちゃんならではのチャイルドシートの選び方や、車への装着方法、お子さまの正しい乗せ方などを専門スタッフが丁寧にご説明しております。ぜひお気軽にご相談いただければと思います。


 


パートナーとの役割分担や協力体制を話し合っておこう


双子出産を控える中で、パートナーやご両親などと協力体制を築いておくことは何より大切です。妊娠中は早めに家事や育児の役割分担を話し合い、出産後の生活をスムーズに始められる準備をしましょう。



出産後はふたりの新生児のお世話に目が回るほど忙しくなり、外出も思うようにできないことが多くなります。そのため、家事の効率化や、時間短縮につながる家電の導入なども検討することもおすすめします。妊娠中から受けられる公的なサポートや、民間のサービスなども多くありますので、なるべく早い段階で調べて、申し込みを済ませておくと安心です。


ちなみにエアバギーの本社がある東京都渋谷区の場合、多胎プレファミリー向けの講座が定期開催されていたり、1世帯当たり年間24,000円のタクシー移動にかかる経費の助成があったり、育児支援ヘルパー派遣などのサポートが受けられるようです。(2025年6月現在調べ)


お住まいの地域の行政サービスをぜひ調べてみてください。



ふたご妊娠、上手に周囲のサポートを活用しよう


双子妊娠は体への負担が大きく、特に妊娠後期には動ける範囲が限られてきます。このため、周囲からのサポートを積極的に受け入れることが大切です。まずは、パートナーや家族に家事や買い物を任せる時間を増やしましょう。また、お子さんがいる場合には、親しい友人や親族に保育園の送迎などを頼むことも検討できます。


一人で無理をせず、「サポートしてほしい」という気持ちを伝えれば、きっと周囲から協力があるはずです。少しでも安心した気持ちで妊娠期間を過ごせますように。