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AIRBUGGY | ベビーカーのエアバギー

History of AIRBUGGY 製品ヒストリー

始まりは、ベビーカーのある、ひとつの光景でした。
のちにエアバギーを生み出す飯田美恵子は、
ハワイでピンク色の三輪ベビーカー
「ベビージョガー」と出合います。
そこで見たのは、自分自身のライフスタイルに誇りを持ち、
小さなベビーと一緒にスマートにジョギングをする女性の姿。
飯田が抱いていたベビーカーに対するイメージはもちろん、
子育ての概念そのものが大きく変わった瞬間でした。

1995-2000 衝撃の出会いとエアバギーの始まり

エアバギーの原点は、飯田がハワイで出合った「ベビージョガー」という三輪ベビーカーでした。赤ちゃんを乗せてランニングを楽しむという子育てのライフスタイル、青空の下でピンクのバギーが颯爽と走っていくシーンに衝撃を覚えた飯田は、すぐさまベビージョガーの輸入代理店に名乗り出ます。ベビージョガーの研ぎ澄まされたデザインはもちろんのこと、大人と並走できるだけのスムーズな走りと軽い操作性、3輪構造による安定感にも圧倒されたのです。

「日本でも絶対に受け入れられる」。そんな予感は的中し、スタイリッシュで個性的なユーザーを中心に話題となったベビージョガー。飯田率いるGMPインターナショナルは販売実績を伸ばし、ベビージョガーの日本総代理店として地位を確立していきました。

2000-2005 試行錯誤の5年間

ベビージョガーのユーザーが増える一方で、「もっと日本の環境にフィットした、日本仕様のベビーカーを作りたい」との思いも芽生え始めます。そして2000年、ついに「自らの手で三輪ベビーカーを作ろう」と決心するのです。
さっそくプロダクトのイメージ画を手に向かったのは、技術に定評のある台湾の自転車工場でした。「ベビージョガー」で実感していたエアタイヤの乗り心地や、低重心が生み出す安定感、ベビーカーと身体が一体になって歩きを助けてくれる感覚を追求し、試作を続けました。また、それまで要望の多かったタイヤの小型化や本体の軽量化、二つ折り構造の実現を目指したのです。

2001
AIRBUGGY
STANDARD
エアバギー
スタンダード

そして2001年、ようやく「エアバギースタンダード」が完成します。この初代エアバギーには改良すべき点も多くありました。しかし「自分たちで作れば、自分たちの望むように改良していける」。そのことが、チームにとって何よりの喜びでした。

2002
AIRBUGGY II
AIRBUGGY
Bits
エアバギー
ビッツ
AIRBUGGY
Explorer
エアバギー
エクスプローラー

エアバギーは、2002年7月には「エアバギーⅡ」を、2002年12月には「エアバギーエクスプローラー」と「エアバギービッツ」を発表。発色のいい赤や迷彩柄、ゼブラ柄のベビーカーは、黒や紺ばかりだった当時のベビーカー界にとって革新的でした。

2005-2022 進化を続けるエアバギー

2005
AIRBUGGY
3 PLUS
エアバギー
3 PLUS

重量、サイズ、安全性のバランス。この3点を理想の形で実現するのは並大抵のことではありません。タイヤを小さくすると走りが悪くなり、軽量化すると転倒しやすくなる。せめぎ合いの中で試行錯誤を続け、2004年には「エアバギーⅢ」をリリース。歩くだけでなくジョギングストローラーとしても使えるベビーカーは、グッドデザイン賞を受賞。世の中にも広く受け入れられました。

この頃、東京・代々木にオープンした直営1号店には、多くの男性ゲストも訪れました。「ベビーカーは母が押すもの」という考えが一般的だった時代に、多くの父親に受け入れられたエアバギー。その光景に、子育ての新しいライフスタイルを提案できたのだという確かな手応えを感じました。

2006
AIRBUGGY
MIMI
エアバギー
ミミ

2006年に完成したのが、さらに小型化した「エアバギーミミ」。タイヤを歩く人の歩幅に合わせ10インチに小型化、前輪を360度回転式にしたことで小回り性能もアップし、タウンユースに適した3輪ベビーカーとして大ヒットしました。また、独自に開発した「KARASAWA」ブレーキも搭載。このオリジナルブレーキは、度重なる挫折の末にようやく実現へと漕ぎ着けた、念願のアップデートでした。スタイリッシュなデザインやカラーバリエーションも話題になり、エアバギーの名が広がっていきました。

2010
AIRBUGGY
COCO
エアバギー
ココ
AIRBUGGY
PET
DOME
SERIES
エアバギーペット
DOMEシリーズ

2010年には、さらなる小型化と軽量化を実現した「エアバギーココ」をリリース。全長がコンパクトになり、人通りの多い場所や狭い場所でもさらに操作しやすく改良されました。また、エアバギーの技術を生かしたペットカート「エアバギーペット DOMEシリーズ」を発表。ベビーカーを卒業した後にフレームをそのままペットカートやショッピングカートとして使いまわせるという3in1の概念が誕生しました。 “ライフバギー”の考え方が評価され、同年にグッドデザイン賞を受賞。「長く使い続ける」という環境保護への先進的な取り組み、既存のベビーカーにはない21世紀のメーカーらしい姿勢が認められた瞬間でした。

2014
COCO PREMIER ココプレミア

2014年にはワンランク上のベビーカー「エアバギーココプレミア」を発表。UVカットサンキャノピーやオフロードタイヤを搭載し、よりアクティブなアウトドアシーンにも対応できるようになりました。

2019
KICK&SCOOT キック&スクート

2019年、ベビーカーの技術とのノウハウを生かし、キックバイクとキックスクートが融合した幼児用2WAYバイク「KICK&SCOOT」をリリース。遊びながらバランス感覚を養い、安全運転のルールやマナーを習得できるツールとして、また、パパと一緒に遊べるツールとして話題を呼びました。

2020
AIRBUGGY
PET
DOME 3
エアバギーペット
ドーム3

2020年には、これまでのペットカートをさらに進化させた「DOME3」を発売。多頭飼いや大きな犬種にも対応できるよう、お客さまの声を聞きながら、より広く、よりスマートに使えるように進化させました。

2021
A.B.C エアバギー
ベビーキャリア

2021年には、長年開発を続けてきた「A.B.C(AIRBUGGY BABY CARRIER) 」を満を持してリリース。登山アウトドア業界のパイオニアと手を組み、究極のフィット感を追求したベビー用抱っこ紐。エアバギーらしいタフなしなやかさと、ジェンダーニュートラルなデザイン、長時間アクティブに動くことを想定した付け心地にこだわり、発売前から大きな話題となりました。

2023- そして未来へ

歩くことが楽しくなったら、世界は大きく広がります。だから、エアバギーは、ベビーのいるファミリーはもちろん、足の不自由な方、高齢の方、歩くことに困っているみんなの歩行をサポートし、一人でも多くの人にワクワクする時間を提供していきたいと考えています。

2023年には「歩くことの楽しさを実感できるように」との思いから、「SINANO」とのコラボレーションによるウォークギア「AIRBUGGY POLE WALK」をリリース。現在は、何歳になっても歩く楽しさを実感し続けられるようにと、自立歩行をサポートするシニアカートの開発も始まっています。

エアバギーと一緒なら、どこへでも行ける。歩くことが好きになる。新しい世界が広がっていく。そんな興奮をずっと味わってほしいから、エアバギーは赤ちゃんから大人までみんなの「ライフバギー」として人生に寄り添い、あなた自身が選ぶ道をともに歩んでいきます。